プロダクトに必要だと思うストーリーが書き出されたリストのこと
それぞれ優先度を割り当てる(超重要、重要、普通、あればうれしい) あとは上から順に並び替える
プロダクトバックログは誰でも追加してok 開発者でも、スクラムチームのメンバー以外でも良い 例えば既存のストーリーを分割することも良い とりあえず下の方に入れて、プランニング時に優先順で並び替える
プロダクトバックログのメンテナンス
まず誰でも書けるようにする、少しの変化も見逃さないため
次に優先順位付けを見直す(PO)
- 下の方に大事なストーリーがないか?
次に見積もり直す(開発)
- 上の方で見積もりされていないものがないか?
- 直近やるストーリーの見積もりに変化はないか?
見積もりを見て再度順序を検討する(PO)
- 何かをやるためには何かを諦める必要がある
一旦スプリントから離れて、インセプションデッキを見返しながらプロダクトの方向を見直すのも良い
バックログ優先順位付けの技法
1. テーマの優先順位づけ
価値を見積もるのが難しい小さなストーリーやフィーチャをまとめて「テーマ」とする 4つの要素をもって優先順位付けを行う。
- 金銭価値
- そのテーマに含まれるフィーチャによって組織はどれだけ収益をあげられる、費用を節約できるか?
- コスト
- フィーチャにどれだけのコスト(時間も含まれる)がかかるか?
- 新しい知識
- プロダクトの一部を開発して、顧客から得たフィードバックによって得られる知識。
- プロダクト知識(なにを開発するか)
- プロジェクト知識(どうやって開発するか)
- 知識を獲得することで、プロジェクト全体の不確実性を減らすことができる。
- プロダクトの一部を開発して、顧客から得たフィードバックによって得られる知識。
- リスク
- スケジュールのリスク(10月までに終わらないかもしれない)
- コストのリスク(ハードウェアを妥当な値段で購入できないかもしれない)
- 機能のリスク(この機能を動作させられないかもしれない)
4つの要素を検討する際には、まずは価値とコストの面から暫定的に優先順位付けを行う。それから他の要素を加味して、それぞれのテーマの優先順位を調整する。
2. 「望ましさ」による優先順位付け
プロダクトのフィーチャは3つのカテゴリーに分類できる。(狩野モデル)
- 当たり前, 必須
- 線形、一元的(あればあるほどよい)
- 魅力的
テーマがどのカテゴリに含まれるかは、ユーザーアンケートを通して知る。
- そのフィーチャがプロダクトにあったとしたらどう思うか?
- そのフィーチャがプロダクトになかったとしたらどう思うか?
- これらの質問を、5つの選択肢から選んで回答してもらう。
- 気に入る
- 当然である
- なんとも感じない
- しかたない
- 気に入らない
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- これらの質問を、5つの選択肢から選んで回答してもらう。