cover|150

Highlight

  • 用件定義は”合意形成”である

    • いい仕事をするための知恵、ビジネススキル
    • 要求→提案を繰り返して、合意に至る
  • ソフトウェア開発に必要な三要素を定義することがゴール

    • UI
    • 機能
    • データ
  • 要件定義前に必要なものが4つある

    • 企画書:ゴールを確認する・プロジェクトを紹介するもの

    • 全体像:「何ができあがれば完成なのか」に答える

    • 実装技術(アーキテクチャ):実現可能性の担保 PCなのかスマホなのか?

    • 要求一覧:分析・整理をしてスコープ決定する

  • 要件定義の助走

    • 行動シナリオ:利用者の行動を想定しないと要件は定義できない
    • 概念データモデル:「どのようなデータを保持するのか」で手を止めないためのもの
      • 行動シナリオの名詞_動詞を抽出する
  • 要件定義の三要素

    • UI
      • 1つの仕事をするソフトウェアの単位(=ワークセット)ごとにピックアップし、ワイヤーフレームを作る

      • 作ったワイヤーフレームから項目を列挙する

        • 項目の名称は「エイリアス・シノニム・ホモニム」を排除
        • 導出項目(ex: 体力=レベル×状態)を明確に定義
      • 動線を考える(画面遷移・IFDAM図)

    • 機能
      • 画面遷移図から機能をピックアップして入出力を決める
        • 出力を決める 成果=出力
        • 入力を決める 材料=入力 情報が足りなければ画面遷移図にDBを追加する
      • 処理を決める ツリー構造で処理定義
      • 機能を分割 トップノードの成果に結びつく
    • データ
      • ワークセット単位で項目を書き出す
        • 足りないドラム缶はないか?
        • エンティティ決定・正規化
          • マスタ系(名詞)
          • トランザクション系(動詞)
        • リレーションシップの設定
          • ER図
        • 各ワークセットのER図を統合
  • 仕上げ

    • CRUDマトリクスで足りないワークセットを見つける
    • 権限周り
      • 権限ごとに別のワークセットに分ける
      • 分れられないときは、権限管理機能を遷移図に置く
  • 成果物一覧

企画書準備(Why)
全体像準備(Why)
利用する実装技術準備(Why)
実現したいこと一覧(要求一覧)準備(Why)
行動シナリオ一覧助走(What)
行動シナリオ助走(What)
ワークセット一覧助走(What)
概念データモデル助走(What)
ラフイメージ・モックアップ要件(How)
画面遷移図要件(How)
項目の説明要件(How)
機能の入出力定義要件(How)
機能の処理定義要件(How)
統合ERD要件(How)
  • ここまでできたらリリース(発表)できる
    • 「ただいまより、本プロジェクトの要件定義について説明します」