Highlight
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用件定義は”合意形成”である
- いい仕事をするための知恵、ビジネススキル
- 要求→提案を繰り返して、合意に至る
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ソフトウェア開発に必要な三要素を定義することがゴール
- UI
- 機能
- データ
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要件定義前に必要なものが4つある
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企画書:ゴールを確認する・プロジェクトを紹介するもの

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全体像:「何ができあがれば完成なのか」に答える

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実装技術(アーキテクチャ):実現可能性の担保 PCなのかスマホなのか?
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要求一覧:分析・整理をしてスコープ決定する
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要件定義の助走
- 行動シナリオ:利用者の行動を想定しないと要件は定義できない

- 概念データモデル:「どのようなデータを保持するのか」で手を止めないためのもの
- 行動シナリオの
名詞_動詞を抽出する
- 行動シナリオの
- 行動シナリオ:利用者の行動を想定しないと要件は定義できない
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要件定義の三要素
- UI
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1つの仕事をするソフトウェアの単位(=ワークセット)ごとにピックアップし、ワイヤーフレームを作る
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作ったワイヤーフレームから項目を列挙する
- 項目の名称は「エイリアス・シノニム・ホモニム」を排除
- 導出項目(ex: 体力=レベル×状態)を明確に定義

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動線を考える(画面遷移・IFDAM図)


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- 機能
- 画面遷移図から機能をピックアップして入出力を決める
- 出力を決める 成果=出力
- 入力を決める 材料=入力 情報が足りなければ画面遷移図にDBを追加する
- 処理を決める ツリー構造で処理定義
- 機能を分割 トップノードの成果に結びつく

- 画面遷移図から機能をピックアップして入出力を決める
- データ
- ワークセット単位で項目を書き出す
- 足りないドラム缶はないか?

- エンティティ決定・正規化
- マスタ系(名詞)
- トランザクション系(動詞)
- リレーションシップの設定
- ER図
- 各ワークセットのER図を統合
- 足りないドラム缶はないか?
- ワークセット単位で項目を書き出す
- UI
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仕上げ
- CRUDマトリクスで足りないワークセットを見つける

- 権限周り
- 権限ごとに別のワークセットに分ける
- 分れられないときは、権限管理機能を遷移図に置く

- CRUDマトリクスで足りないワークセットを見つける
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成果物一覧
| 企画書 | 準備(Why) |
|---|---|
| 全体像 | 準備(Why) |
| 利用する実装技術 | 準備(Why) |
| 実現したいこと一覧(要求一覧) | 準備(Why) |
| 行動シナリオ一覧 | 助走(What) |
| 行動シナリオ | 助走(What) |
| ワークセット一覧 | 助走(What) |
| 概念データモデル | 助走(What) |
| ラフイメージ・モックアップ | 要件(How) |
| 画面遷移図 | 要件(How) |
| 項目の説明 | 要件(How) |
| 機能の入出力定義 | 要件(How) |
| 機能の処理定義 | 要件(How) |
| 統合ERD | 要件(How) |
- ここまでできたらリリース(発表)できる
- 「ただいまより、本プロジェクトの要件定義について説明します」