スクラムチームは作業の量で見積もりをする 量を考えると実際にやる作業について考えなくてはいけないため、ヌケモレを防げる 「簡単、少し大変、結構大変」くらいの3段階で分ける その中の真ん中のイメージしやすいものをゴールデンストーリーとして、相対見積もりする

見積もりの技法

  • 見積もりはある程度以上の労力を費やしても正確さには寄与しない。
  • 見積もりは全員で出す。
    • アジャイルプロジェクトでは誰がどの作業をするのか事前にわからないため。
    • 専門外のメンバーの意見が役に立つ場合があるため。
  • 見積もりに使うポイントは相対で10倍以内にする。以下は一例。
    • (0), 1, 2, 3, 5, 8
    • (0), 1, 2, 4, 8
  • プランニングポーカー

再見積もり

  • 再見積もりすべき時とは、ストーリーの相対サイズについての考え方が変わったとき。
  • 進捗が想定どおりでないという理由だけで再見積もりはしない。
    • ストーリーポイントは相対見積もりなので、1つのストーリーのポイントを変えるとほか全てのストーリーポイントも相対的に変更する必要がある。
    • ベロシティを補正装置として使う。
      • 例えば、25ポイントのベロシティを想定して200ポイントのプロジェクトを8イテレーションで完了させるという見積もりをする。
      • 実際のベロシティは20ポイントだったが、再見積もりをしなくてもプロジェクトの期間が10イテレーションになることがわかる。